TC-21養液栽培システム



スギ・ヒノキ樹皮を培地利用

杉とヒノキのチップが入った土で、自然のエネルギーをたくさんもらったトマトを作るためのシステム。

酸味を抑えて本来の味を味わえる、高品質なトマト生産環境をご提供します。

接ぎ木しない実生苗を利用

接ぎ木しない苗をゆっくり成長させるので、アミノ酸糖度が高まる。

苗コストも抑えられます。

 

再利用可能

作型終了後、田んぼのように培地を冠水して除塩、そして太陽熱消毒をして次作定植準備。

土耕栽培の土作りはかなりの重労働。

土質によりますが、どんなに良い土壌でも連作障害を回避するために、毎作土を入れ替えたり土壌消毒をしたりと大変です。

昔から養液栽培で有名な、ロックウールは扱いが非常に大変。

交換するとき、廃材をどこに処分したらよいのかわからない。触るとチクチクする。

まさか、野積や田んぼにすき込むわけにもいかないし・・・

(5年~10年利用実績あり)

 

実がしっかりする

水耕栽培トマトは水っぽく、味がない。これでは直売農園で高付加価値販売が難しい・・・

身を切ってもゼリー部がこぼれない程しっかりしているので、食感もいい。

実生自根栽培の越冬長段作桃太郎トマトを生産するための、TC-21養液栽培システムです。

 

 

このような問題を解決するシステムが、TC-21トマト養液栽培システムです。

 


有機質培地を利用した、人と環境にやさしい養液栽培システム


TC-21養液栽培システム培地の特徴

 

①植物性繊維(スギ・ヒノキ樹皮培地)

②抗菌性成分含有、根腐れ防止などに有効(抗菌作用)

③物理的性質(個相率・液相率・気質)にすぐれ、排水・保水・通気性がよく植物栽培に好適

④高糖度栽培可能(他の培地にない気相率や程よい節水栽培が、8度以上の高糖度を可能にする。毛細根発生により、トマト本来の美味しい味が生まれる。)

⑤人体に無害(ロックウールの防塵マスク・皮膚刺激防止手袋・長袖の作業着使用の必要なし)

⑥使用後廃棄物の有効利用可能(有機質として土壌還元)

⑦ヤシ殻特有の塩分残存成分がない

TC-21システムの特徴

 

①マイコン制御による効率的な施肥管理

②培地加温装置による地温確保

③スチロールベット使用による保温性

④温室内の地面を隔離し、培地に土壌菌が入るのを防ぎます。